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アウディのディーラー対応はちょっと残念でした [TTクーペ]



何を聞いても疑問が残る・・・・・・。

納車してちょうど1カ月の2004年式TTクーペ。
デザインは気にいってるし、
小回りは利くし、
想像以上に速いし、
でかなりお気に入りだ。

とはいえ、ひと月も乗っていれば「なんだこれ?」といった部分も出てくる。
取説を読んではみたがよく分からないことがあるのだ。

今のところは以下の3つ。
1.バックランプは1つしかないの?
2.タイミングベルトの交換時期は?
3.シートの位置を上にする方法は?


「1」に関しては、嫁が夜に自宅の車庫入れをしているときに気がついた。
ちょっと危なげなので後ろに立って誘導していると、
何か違和感がある。

「???」[犬]



[がく~(落胆した顔)]


バックランプが左側しかついていないではないか。
球切れか!?

しかし、翌日の朝に再度確認すると、
左右のライトの色が違う。

バックライト.jpg

左が白で右が赤だ。

なんでだ?

ディーラーに聞きに行こうか。
でも、アウディには若干トラウマがある。
10年ほど前のサラリーマン時代、有給休暇の月曜日にTTクーペを見に行ったところ、
営業マンから開口一番に、

「お客様、お仕事は何をされていますか?」

と、問われたのだ。
平日だし、
服装は短パンにビーサンだし、
顔には無精ひげだし、
で怪しい人=ターゲットにならない、に見えたのかもしれない。
だからって単刀直入に聞くものだろうか。


だが、我がTTのことなら隅から隅まで知り尽くしたい。
それに今回クルマを買った中古車店からは、
「アウディの場合、整備の情報が少ないから全部のアフターフォローはできないよ。
念のため次の車検はディーラーに出してね」

と言われている。
仕方がないので10年ぶりに近所のアウディディーラーに行った。

ディーラーの駐車場にTTを停めるとすぐに営業マンらしき人が出てきた。
年齢は50歳前後。
おそらくベテランだろう。

営業マン
「いらっしゃいませ。きょうはどのような件で?」


「バックランプが1つしかつかないんです。
このクルマはそんな仕様なんですか?」

営業マン、3秒ほど我がTTのお尻を見つめる。

営業マン
「あぁ、球切れかもしれませんね。
すぐにサービススタッフを呼んできます」


「ちょっといいですか?
その前にこのクルマのバックランプは左右違う色をしていますよね?
これってそもそも片方しかバックランプがないということじゃないですか?」


営業マン、もう一度我がTTのお尻を確認する。

営業マン
「本当ですね。
では、片方しかないということです。
アウディでも1つのものと2つのものがあるんですよ」


「では、右側の赤いランプは何に使うんですか?」

営業マン
「う~ん。左右対称にランプがないとデザイン上よくないからじゃないですかね」

まったく説得力に欠ける回答だ。
自社で取り扱うクルマのランプの使い道を知らないとは。

この人は本当にディーラーの人なのだろうか?
近所のおじさんがヒマつぶしに来ただけなのではないだろうか?


そんな不安を覚えつつ、とにかくバックランプは1つしかないということで納得することにした。


「では、このクルマのタイミングベルトの交換時期を教えてください。
今の走行距離は4万8000kmです」


営業マン
「メーカーは7万kmくらいといっています」


「ということは、国産の10万kmより短いということですね?」


営業マン
「耐久性が低いというわけじゃないんです。
ヨーロッパは時速130km以上で一気に300kmくらい走るのが当たり前なので、クルマを酷使します。だから国産より短めの距離でタイミングベルトを交換するようにいっているんです」



「では、日本で走っている分には10万kmまでOKですか?」


営業マン
「そうとは言い切れません。ケース・バイ・ケースなのでマメに点検させてもらって、チェックをした方がいいと思います」


う~ん。マメな点検が面倒なので走行距離を確認したいのに、それができないということか。これが輸入車というものなのかもしれない。
そこで一番気になることを聞くことにした。


「もし、タイベルを交換するとしたらいくらですか?」

営業マン
「ちょっとお待ちください。サービス担当に確認してきます」

ここでも違和感。
タイベルの交換は国産、外車問わず行う一般的な整備内容だ。
(金属製もあるのですべてのクルマではない)
この価格の目安も即答できないとは・・・・・・。

ここから待つこと10分。
しかも中に通されることなく、外に立ちっぱなし。
ようやくやってきた。

営業マン
「お待たせしました。20万円くらいですね」


たしか国産は3万円から5万円くらいだったからやはり高い。
しかし、これは想定内。
事前にネットで調べたときに、アウディのエンジンの設置方法はかなり特殊なのでタイベル交換が高くなると書いてあったのだ。
しかし、高いのは部品代ではなく工賃。
そこでいやな予感が。
まさかと思いつつ念のため聞いてみた。


「それって部品代と工賃の合計額ですよね?」

営業マン
「へっ!?
え、えっと・・・・・・。
工賃を合わせると30万くらいかなぁ~」


なぜ部品代の価格を最初に言う?
ディーラーに整備の相談に来て、
部品代だけ聞きたがる客がいるのだろうか?
だんだんこの営業マンが高田純次氏に見えてきた。

もうほとんど信じていないが、
せっかく来たということで最後の質問をした。


「シートを上にあげるには、
このレバーを持ち上げればいいんですよね?
でもレバーをいじってもシートが上がらないんです」


シート調節.jpg

営業マン
「あぁー、壊れてますね」(即答)



「修理はいくらしますか?」

営業マン
「それはシートを外してみないと分かりませんよ!」(即答)


帰宅後、ネットでバックランプのことを調べると、
右側はリアフォグランプということだった。
(実は取説にも書いてあった)
片方がバックランプで片方がリアフォグというパターンは、
欧州車では多いそうだ。

このようなことも知らないディーラーと今後どのようにお付き合いすればいいのか。
ちょっぴり考えさせられた1日でした。




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タグ:TTクーペ
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nuki

はじめまして。8n型TTの条件でネットサーフィンしていたらここに辿り着き、しかも私のTTと全く同じカラーリングだったので親近感を感じ書き込ませていただきました。
アウディはディーラーによって接客レベルに違いがあると私も聞いていましたが、さすがにそれはちょっと・・と感じてしまうレベルの接客だったようですね。

さて、TTのタイミングベルト交換ですがTTは元々ゴルフをベースとしており、エンジンもアウディ特有の縦置きではなく横置きなので、タイミングベルト交換はA4とかよりはしやすいはずです。欧州車専門の整備工場とかに頼めば、あくまでも予測ですがだいたい20万前後でやってくれるのではないかと思います。ご参考の一つとなれば幸いです。良いTTライフを楽しんで下さいね♪

ちなみに、このカラーリングの正式名称は「グレイシャブルーパールエフェクト」です。
by nuki (2014-06-10 10:02) 

ZENTA

nukiさん、コメントありがとうございます。
この色と同じとは本当に親近感がありますね。

タイベルの件、ありがとうございます。まだまだ知らないことばかりなので、今後もよろしくお願いします!
by ZENTA (2014-06-10 11:07) 

NO NAME

はじめまして。後ろにある灯火装置についてバックランプが一つしかない車の場合、反対側には霧の時に点灯する赤いリアフォグランプが装着されています。日本仕様の場合右側に赤いランプが装着されています。取り扱い説明書をお読みください。
販売店の店員でこのくらいのことがわからないようではだめですね。
by NO NAME (2015-02-12 15:28) 

ZENTA

NO NAMEさん、コメントありがとうございます。
by ZENTA (2015-02-12 18:48) 

銀河鉄朗

買ってもないのにクレームいれたり顧客扱いを求めたり、、、
本当に不思議な感性ですね^^

商談時のお茶ですら申し訳ないな、、、と感じる自分にしたらその図々しさは中々理解できません。
そうそう、個人的感想なんで気に障ったらごめんなさいね。
by 銀河鉄朗 (2017-02-27 18:37) 

前太

銀河鉄郎さん、コメントありがとうございます。
by 前太 (2017-02-27 18:59) 

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